9/14(月)RobiZy総会シンポジウム|生成AI×フィジカルAIが切り拓く日本の未来総会シンポジウム懇親会 残り40申込む

画像認識による外観検査の導入

No.29Visual Inspection·AI·約14分·全9ページ

エグゼクティブ・サマリー

  • 外観検査AIの失敗は、ほぼ例外なくモデルではなく前工程で起きる。 「何を不良と呼ぶか」が言語化されておらず、撮像条件が日によって変わる状態のまま学習に進むと、どれだけ高性能なアルゴリズムを持ってきても現場精度は出ない。
  • 最初にやるべきは限度見本の作り直しである。 ベテランが感覚で分けている良品/不良品の境界を、実物と画像で並べ、検査員間で判定が割れるサンプルを洗い出す。ここで判定が割れる比率が、そのままAIの上限精度を決める。
  • 不良データは「集める」ものではなく「作る」ものと考える。 実工程の不良率が0.1%なら、必要枚数を自然発生で待つと年単位になる。過去不良の保管品、意図的に作った疑似不良、良品のみで学習する異常検知の三つを組み合わせて立ち上げる。
  • 精度は「正解率」で語らない。 見逃し(流出)と過検出(良品を弾く)はコストの桁が違う。流出1件の損害額と、過検出1%あたりの再検査工数を金額に置き換え、その合計が最小になる点で閾値を決める。
  • 全数を無人で判定させる構成は、最初から狙わない。 AIが白黒つけられる領域だけ自動化し、グレーゾーンだけ人に回す二段構えにすれば、精度が7〜8割の段階でも検査工数は大きく減らせる。ここが最短で効果が出る現実解である。

外観検査は、ロボット・自動化のテーマの中でも「効果が金額で見えやすい」領域である。検査は人手が張り付き、熟練度に依存し、深夜帯や繁忙期に品質が揺れる。だからこそAI化の期待が集まり、そして期待の大きさに比べて実装の到達率が低い。RobiZyがユーザー企業から受ける相談でも、外観検査は「一度試して止まっている」割合が高いテーマである。本稿は、そのつまずきどころを工程順に開き、構想段階から運用までの判断材料を示す。

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Event — 9/14 東大

この領域は、一社で見ていると判断を誤る。

RobiZy総会シンポジウム|生成AI×フィジカルAIが切り拓く日本の未来 ——AIは考えるから動くへ、そして人のこころに寄り添うロボットへ

技術の進展が速く、実装事例の多くは表に出ません。立場の異なる主体が一つのテーブルに集まる場でしか、実像は見えてきません。

日時
2026年9月14日(月) 14:00〜18:00(懇親会 18:15〜19:40)
会場
東京大学 弥生講堂 一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
RobiZy総会シンポジウムに登壇する山田 太郎氏
山田 太郎
参議院議員
AIロボティクス立国に向けた国家戦略と政治の役割
RobiZy総会シンポジウムに登壇する橋本 健二氏
橋本 健二
早稲田大学 大学院情報生産システム研究科 教授
考えるAIから、実世界で動くAIへ(仮)
RobiZy総会シンポジウムに登壇する林 要氏
林 要
GROOVE X 株式会社 代表取締役社長
温かいテクノロジー

ほか 袖山 慶直/安井 也雄/北河 博康 の各氏が登壇します。

参加費はRobiZy会員 1,000円/非会員 5,000円。学生1,000円。
懇親会(6,000円)は先着100名で、残り40席です。
会員なら4,000円安く参加できます。入会をご検討中の方は、この機会に合わせるのが得です。
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