9/14(月)RobiZy総会シンポジウム|生成AI×フィジカルAIが切り拓く日本の未来総会シンポジウム懇親会 残り40申込む

現場業務における生成AI活用の始め方

No.20GenAI at Work·AI·約12分·全8ページ

エグゼクティブ・サマリー

  • 生成AIの現場活用が止まる最大の原因は、モデルの性能ではなく業務の切り出し方である。「何に使えるか」から入った検討はほぼ止まり、「どの業務のどの工程を、誰の何分に代えるか」から入った検討は動く。
  • 現場業務は「文書化」「翻訳・要約」「探索」「判断支援」「対話」の5類型に整理できる。最初に着手すべきは、出力の誤りを人がその場で発見でき、かつ発生頻度が高い業務——つまり文書化と要約である。判断支援と対話は、業務設計と責任分界が固まるまで後回しにする。
  • 精度100%を前提にした業務設計は必ず失敗する。生成AIは「間違えることがある部品」であり、間違いを人が検知・修正する工程を業務フローに組み込んだ設計だけが本番稼働に耐える。ゼロから書く作業を「叩き台を直す作業」に変える、という価値の置き方が現実的である。
  • 社内文書を読ませる取り組みは、AIの設定ではなく文書側の整備で成否が決まる。版が混在し、どれが最新か人にも分からない文書群を読ませても、答えは当然揺れる。整備の順序を決めずに着手した案件は、ほぼ例外なく「使えない」で終わる。
  • 利用ルールは禁止事項の列挙ではなく判断基準で書く。禁止リストは新しい使い方が出るたびに破綻し、結果として現場の私的利用(シャドー利用)を生む。「何を入力してよいか」「出力を誰の責任で使うか」の2軸で書けば、想定外の用途にも判断できる。

生成AIを現場で使いたい、という相談は年々増えている。だが持ち込まれる相談の多くは「生成AIで何ができますか」という形をしている。この問いの立て方そのものが、その後の停滞を予告している。できることを網羅的に調べれば調べるほど選択肢は増え、どれも一長一短に見え、意思決定は先送りになるからだ。

本稿は、技術の解説書ではない。ロボット導入の現場で繰り返し見てきた「PoCで止まる構造」は、生成AIでもそのまま再現されている。だからこそ、導入7工程——①RXビジョン/構想策定 ②要件定義・PoC・選定・組成 ③構築スケジュール/ToBe業務設計 ④システム設計 ⑤開発・導入 ⑥定着化 ⑦運用——という同じ枠組みで扱える。本稿は、この枠組みに生成AIを載せ、最初の90日で何を決め、何を作り、何を測るかを具体的に示す。

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Event — 9/14 東大

この領域は、一社で見ていると判断を誤る。

RobiZy総会シンポジウム|生成AI×フィジカルAIが切り拓く日本の未来 ——AIは考えるから動くへ、そして人のこころに寄り添うロボットへ

技術の進展が速く、実装事例の多くは表に出ません。立場の異なる主体が一つのテーブルに集まる場でしか、実像は見えてきません。

日時
2026年9月14日(月) 14:00〜18:00(懇親会 18:15〜19:40)
会場
東京大学 弥生講堂 一条ホール(東京都文京区弥生1-1-1)
RobiZy総会シンポジウムに登壇する山田 太郎氏
山田 太郎
参議院議員
AIロボティクス立国に向けた国家戦略と政治の役割
RobiZy総会シンポジウムに登壇する橋本 健二氏
橋本 健二
早稲田大学 大学院情報生産システム研究科 教授
考えるAIから、実世界で動くAIへ(仮)
RobiZy総会シンポジウムに登壇する林 要氏
林 要
GROOVE X 株式会社 代表取締役社長
温かいテクノロジー

ほか 袖山 慶直/安井 也雄/北河 博康 の各氏が登壇します。

参加費はRobiZy会員 1,000円/非会員 5,000円。学生1,000円。
懇親会(6,000円)は先着100名で、残り40席です。
会員なら4,000円安く参加できます。入会をご検討中の方は、この機会に合わせるのが得です。
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